後席用モニタ 取り付け |
末っ子が来年で5年生になるし、もう要らないかなぁとも思ったんですが、後部座席からナビの画面を見るのは不便だし、後部座席の真ん中に座られるといろんな面で危険なので、付けておくことにしました。
車種別の取り付けキットが豊富なアルパイン製の PKG-M900C-VA です。
液晶モニタってホント安くなりましたね、ヴァンガード専用の取り付けキット付きの 9インチのモニタが 25,000円で買えます。
フリップダウンではないので、使わない時に収納することはできませんが、経験上収納など必要ありません。
もっと安い汎用品もありますが、天井取付だと内張りをカットして開口部を作る事になるので、失敗は許されませんし、他の製品に取り替えるにしても開口部が合わないと面倒なので、最初からしっかりした製品を買った方が無難です。
とにかく、車の振動でカタカタ音がするというのだけはカンベンです。
この商品、1枚のクッションシートを指定寸法に細かく裁断してブラケットなどにいちいち貼り付けたり、細かい準備作業が必要になります。
いくらキットと言ったって、趣味の工作じゃあるまいし、こんなのは普通メーカー側でやるもんでしょ。
僕なんか、割とこういう作業は得意でキライじゃない方ですが、それでも「何でこんなこと自分でしなきゃならんのだ」って文句言いながらの作業になりました(笑)
まずは、付属の型紙を天井に貼り付けて内張りに目印をつけ、カッターで切り取ります。
車いじりは慣れてますが、さすがに内張りを切り取るのは緊張しますね、失敗しても後戻りできません、失敗してルーフライニングの取替なんて事になったらいったい幾らかかるんだろう?
プラスチックのカバーを取り付けるので、キレイに切り取る必要はありません、それよりも穴あけ位置を間違えないように十分に確認をします。
9インチのモニタをバックミラーに干渉しないように取り付けるため、モニタがルーフライニングよりも少し中に入る格好になるので、意外と大きな開口部を作らなければなりません。
開口部には、センターピラーから延びる補強のフレームが出てくるので、このフレームをブラケットで挟み込んで固定するしくみです。
取付説明書では、配線は助手席側のAピラーの中を通してセンターコンソールに引き込む事になっていますが、僕はあえて説明書には従わずセンターピラーを通しました。
助手席側のAピラーには地デジのアンテナ線を通してあるので、他のケーブルを通すと地デジの感度が下がる可能性が高い(特に電源を含むケーブルは要注意です)し、運転席側はヘッドアップディスプレイを一旦外さなければならないのが面倒なので、センターピラーにしたということです。
そして、センターコンソールのブランクスイッチカバーを利用して、モニターのメインスイッチをつけました。
トグルスイッチだと邪魔になるので、ロッカースイッチにしましたが、普通にスイッチカバーに穴を開けてスイッチを付けるとこんな感じになりますが
キレイに納めたかったので、もう一工夫して、こんな感じでほぼフラットになるように埋め込んでやりました、はい 自己満足です。
取り付け完了状態です。
バックミラーの視界への干渉も全くなく、さすがは車種専用設計ですね。
・・・しかし、所詮は汎用品です、ケーブルが下向き接続で、裏側から見ると下向きに出たケーブルがUターンして天井に入っていくのが丸見え、いかにも後付の安物です。
いくら汎用品でも、ケーブルが上向き接続になる天吊専用の製品くらい作ってもよかったんじゃないの?、と言いたくなります、いや言わずにはいられません。
・・・ん、中身をバラして、背面パネルだけひっくり返して納める事ってできないのかな?
暇なときチャレンジしてみるかな、多分無理だろうけど。
映りの方は、コンポジット接続なので、それなりです。
この大きさで HDMIとは言いませんが、せめてD端子接続だったら、もうちょっとはマシだったと思いますが、ナビ側からコンポジットしか出ていないというのが、カロッツェリアの何ともアホなところです。
前に使っていた楽ナビなんか、地デジまでコンポジット接続だったからね、アホにも程がありますよね。
ちなみに、D端子って デジタルだから・・・の"D"ではありません、信号は立派なアナログ信号なんです、どうも端子の形がアルファベットの"D"に似ているって話ですが、なんじゃそりゃ。
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