とうとう、サンニッパを・・・・ |
サンニッパというのは、一眼レフカメラ用のレンズで、焦点距離が 300mm、口径が f2.8というレンズで、サンビャクミリのニッパチということで、略してサンニッパです。
こんな呼び方されるくらいですから、カメラやってる人はみんな一度は使ってみたい・・・と思っている人気のあるレンズです。
特にキヤノンのサンニッパといえば、その性能は折り紙付きで、キヤノンのレンズではもちろんのこと、世界中のカメラレンズの中でも、最も素晴らしい描写をするレンズでしょう。
このレンズを使いたいためだけに、キヤノンのカメラを使っていると言い切る人も少なくありません。
僕が初めてサンニッパを買ったのは、10年以上前で 「EF300mm f/2.8L USM III型」と呼ばれるもので、主に女性のポートレートを撮るために使っていました。
当時は、女性のポートレートと言えば、ファッション雑誌のように背景をどっかーんとボカして主題を強調する撮りかたが持てはやされていました。
バストアップくらいのフレーミングならば、200mm の f2.8 くらいでもできるんですが、全身を入れたフレーミングで背景をどっかーんとボカすには、サンニッパやヨンニッパが不可欠だったのです。
時代は変わって、今ポートレートと言えば、35mmフィルム換算で 24~35mmくらいの広角レンズが王道です、一般的なデジタル一眼レフ用のレンズで言えば、16~22mm あたりになりますね。
そんなわけで、サンニッパは「おねぇちゃん」撮りの役目を終えて、主に「アローズ北陸」のサッカーの写真を撮るために使うようになり、モデルチェンジで手振れ防止機構が搭載された「EF300mm f/2.8L IS USM」に買い替えをして、現在に至っています。
ところが「アローズ北陸」も、「YKK AP FC」と統合され、「カターレ富山」としてJを目指すチームになり、僕のようなアマチュアが撮影できるチームではなくなったので、僕にはサンニッパは必要なくなってしまいました。
もちろん、世界中のカメラマンの憧れでもあり、とても素晴らしい描写をするレンズですから、持っていれば他にいくらでも使い道はあるんですが、重いし、でかいし、周囲の視線を浴びるし、普段の撮影で使うにはとても邪魔なんですよね。
小学校の運動会にも持って行ったこともありますが、何も言ってないのに、周りの見ず知らずの父兄の皆さんが僕のために撮影場所を空けてくれたりすることも・・・・(笑)
昨今、アホみたいにデジタル一眼レフが売れてます。
今までカメラに興味がなかった人が、コンパクトデジカメの延長で、どんどんデジタル一眼レフを持ち始めています。
そんな背景もあり、カメラのレンズというのは、ちょうど30代から40代くらいのパパさん達の所有欲をくすぐるようで、中古のレンズの市場は、すごい活気があるんです。
オークションに出品すると、数年前では考えられない高値で落とされていくんです。
サンニッパは今が売り時 そう判断して、先日オークションに出品しました。
7~8年前に新古品をオークションで買ったものなのですが・・・・
なんと、当時 420,000円で買ったレンズが、400,000円で売れちゃいました。
ちなみに、新品で買おうと思うと、ネット通販でも 500,000円くらいします。
昔から、カメラの機材は中古の市場がしっかりしているから、資産価値が高いとは言われていましたが、昨今のデジタル一眼レフブームのおかげで、すごいことになっちゃってます。
さーて、ちょっといいギターでも買いましょうか(笑)
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YUIさんが今使っているあのモデルを手に入れるための軍資金ができたのですね!
うらやましいなぁ
そうですねぇ、何にするか迷います。
一番欲しいと思ってるのは、自分が生まれた年に作られた Martin D-28 ですが、軽く100万円超えるのと、これだけの年代物だとメンテも大変そうで、手が出せません。
YUIサンみたいに、1970年代の D-28 が狙いどころでしょうけど、そんなんだったら、ヤイリのハカランダモデルの方がいいかな?と思ったり。
今のギターも、希少価値のあるギターで、気に入ってるんで、調整してもらうだけでもいいかな・・・、とも思ったり。
悩みますね。