GARMIN DESCENT Mk2 しばらく使ってみた感想 |
実際にダイビングで使った感想【2021.7 追記】
2021年 01月 11日
DESCENT Mk2 を数日間使った感想を書いてみたいと思います。 まだ、ダイビングには使用していませんので、スポーツウオッチとしての感想だけです。 スポーツウオッチは、GARMIN と SUNTO が人気を二分していますが、個人的には GARMIN 派です。 2021年1月時点での GARMIN のフラッグシップモデルは、Fenix6 シリーズですね。 DESCENT Mk2 は Fenix6 にダイビングコンピューター機能が付いた形になり、最も高機能なスポーツウオッチの一つと言っていいと思います。 ダイビング時に表示される画面は下記の3つ… だと思います。 思いますっていうのは、まだ使っていないので (笑) 画面をダブルタップすると、この3つの画面が順番に切り替わります、細かい操作が要らないのは気分的にも楽だと思います。 実は DESCENT Mk2 は、まだ日本では一般の販売店では発売されておらず、GARMINジャパンの直販と大手ダイビングショップ1社のみでの先行販売での取り扱いとなっています。 ※2021年1月現在 私は、ダイビングショップの楽天市場店で購入しましたが、値引クーポンやポイントバックのおかげで、約25%引きで手に入りました。 Fenix5Plus をオークションで売却した分も差し引くと、8万円ちょっとで手に入れたようなもんです。 それでは、感想です。 私の場合は、Fenix6 の1世代前の Fenix5Plus から DESCENT MK2 への買い替えになるので、この2つを使い比べた感想になります。 Fenix シリーズは、機能は同じで大きさの違う3種類がラインナップされていて、私は中間サイズの Fenix5Plus Sapphire Ti Gray という、サファイアクリスタル風防とチタンベゼルのモデルを使っていました。 廉価モデルは、ミネラルガラス風防とステンレスベゼルなので、傷だらけになっちゃいますよね。 DESCENT は Fenix の最大サイズモデルと同等サイズですので、中間サイズモデルとの比較ではどうしても大きく感じます。 大きさ以上に気になるのが 2mm 違う厚みで、この厚み…普段使いにはギリギリでしょうか、Fenix でも邪魔に感じていたくらいなので、かなり気になるところです、絶対あちこちぶつけて傷だらけになっちゃうと思います。 風防はサファイアクリスタルなので、滅多な事で傷がつく事はないと思いますが、ベゼルがステンレスなのでね。 重さも Fenix より 30g程重い 104g程度ですが、金属バンドの時計と比べるとむしろ軽いので、それほど気になりません。 サイズの大型化に伴い、液晶画面も大きくなっているので、老眼の私には大変ありがたいです。 また省電力化に加えバッテリーが大きくなり、稼働時間が大幅に伸びています。 GPSを使わない心拍測定だけのモードで 3週間くらい持ちそうです、ガジェット好きの私がアップルウオッチに見向きもしない理由がバッテリー駆動時間にあります。 Fenix は水中での心拍測定に対応していないので、入浴時に着けたまま浴槽に浸かると、とんでもない心拍を記録しますが、DESCENT は水中心拍を測定できるので、問題ありません。 本来は血中酸素濃度も測定できるようですが、日本では医療機器に該当するので承認されておらず、この機能は使えなくなっています、せっかくついているのに勿体ないです。 ← 2021年5月より機能するようになりました。 Fenix5Plus では、非接触決済として GARMIN Pay が搭載されていましたが、UFJなど一部のクレジットカードしか対応しておらず、事実上使い物になりませんでした。 DESCENT Mk2 では Suica にも対応して普通に使えるようになりました、まぁ使いませんけどね。 スマホと連携してナンボなので、スマホを持たずにこれだけで外出する事はないですから、決済はスマホで十分です、音楽機能もしかり。 その他は、基本的に Fenix と変わらないですね、ソフトの機能が上がった分、GARMIN Connect で見れるデータが増えていますが、大きな違いはないです。 まとめですが、ダイビングにしか使用できない純粋なダイビングコンピューターからの買い替えだとすると、マルチスポーツに対応できてスマートウオッチとして普段使いもできるので、とんでもない高性能マシンを手に入れたことになると思いますが、Fenix を使っていた人が、DESCENT を買った場合は、単にダイビングコンピューターが付加されただけで、それほど感動はないだろうと思います。 逆に言えば、Fenix を使っている人がこれからダイビングを始めると仮定すると、DESCENT に買い替える他に道はないと思います。 いやいや、Fenix 持ってるんなら、純粋なダイビングコンピューターを追加で買えばいいだけやん、って声が聞こえてきそうで、実際その通りだと思います。 でも Fenix を使うような GARMIN ユーザーが、そんなことで納得できる訳がありませんから(笑) 着々とダイバーデビューの準備が進んでいますが、これで新型コロナとか罹患しちゃったら大変ですね、今のところ新型コロナの既往があるとダイビングはできないことになっています。 重症で肺に障害が残ったりすると論外ですが、軽症でも息切れなどの後遺症が残ることがあるようなので、厳重に自粛生活をしないとせっかくの投資が無駄になってしまいます。 4月に石垣島へダイビング旅行へ行く計画をしていますが、今の状況ではキャンセルせざるを得ないと思っています。 実際にダイビングで使った感想【2021.7 追記】 相変わらず、ロードバイクに乗るときはもちろん、日常使いのアクティビティトラッカー兼スマートウオッチとして充電時以外は常に身に着けています。 ロードバイクで使うサイクルコンピューターは同じ GARMIN を使っているので、DESCENT は心拍数計測として使う感じです。 日常使いに関しては、本文中でも記載していますが、Fenix と同じでちょっと分厚いだけ、いや見た目の高級感では圧倒的に負けてますね(笑) 日本人にはもともとバンドが長いので、ウエットスーツやドライスーツの上から着ける場合も、バンドを交換する必要がなく、日常使いからそのままダイコンとして使えるのは非常に便利だと思います。 エキジットしてきたら、即座にスマホにデータが転送されて、スマホでログを確認できるのも便利です。 私は老眼なので、遠近両用コンタクトで潜っていますが、水中では当たり前ですが文字が見難くなります。 潜水中はバックライトが点灯しますが、暗いのであまり役に立ちませんでした、後で調べたらバックライトの明るさについては、設定でもっと明るくできる事がわかりました。 初期設定では 20%の明るさですので、これを変更すればもっと見易くなると思われます。 とりあえず 80%に変更して明るくなった事は確認できましたので、水中での視認性については次回のダイビングの際に確認してみようと思います。 最も大きく表示される NDL や DEPTH の値でも、私にはかなり厳しいので、ルーペをBCにぶら下げて必要に応じてルーペで確認するという状況です。 DESCENT Mk2S という、小型軽量のモデルが追加になって、正直もう少し待てばよかったかな? と後悔していましたが、いやいや Mk2 でも文字が小さいと思うのに、Mk2Sにしなくてよかったです。 ウオッチフェイスみたいに表示をカスタマイズできないのかな?、特定のデータだけをでっかく表示する画面とか作れればいいと思うんですが。 そこそこ使い込んだ感想【2022.9 追記】 とりあえず、日常使いには邪魔すぎるので、リゾートダイビングの旅行中やダイビングの行き帰り以外では使用しなくなりました。 日常使いは、アップルウオッチみたいな「venu sq」 を使っています。 〇ちょっと困った点 潜ると勝手にダイビングモードになるので、いつも何も操作せずにそのまま潜降していたのですが、グローブをはめた状態で手首を動かすと勝手にボタンを押してしまうことがあり、潜降前に勝手にアプネアモードになっていたことがありました。 途中からシングルガスモードに切り替えができるかどうか不明ですが、その時はどうしようもなかったので、そのまま1本潜りましたが、潜水時間や深度は表示されるものの、シリンダーの空気を吸っていることになっていないので、窒素の管理が全く機能しない状態で、コンピューター無しで潜っているのと同じ状態でした。 ログは、いくらでも編集できるので、記録上はどうにでもなりますが、安全停止もデコもほったからしって状態なので、ちょっと困ります。 そのトラブル以降は、潜降前に必ず自分でシングルガスモードに入れてから潜るようにしています。 〇できたらいいのになぁ シリンダーの容量、開始圧・終了圧を入力することができるので、平均水深や潜水時間をもとに、ダイビング毎の空気消費量を計算して欲しいですね、経験による空気消費量の推移を知りたいですよね。 それと、ログをログブックに加工して印刷する機能が欲しいですね、それができれば、ログブックは手書きしなくてもよくなるのに。 /
by macroda
| 2021-01-11 11:21
| 水遊び
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